2022年 ASKA premium concert tour-higher ground-アンコール公演いわき感想

ASKA

2022年1月7日、東京、府中公演を皮切りにスタートしたASKA premium concert tour-higher ground-アンコール公演ツアー。
そのいわき公演に行ってきた感想を私なりに書こうと思う。

ツアー日程

府中の森芸術劇場(東京)1.7.fri.
仙台サンプラザホール(宮城)1.10.mon.
神奈川県民ホール大ホール(神奈川)1.30.sun.
フェスティバルホール(大阪)2.5.sat.
名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知)2.11.fri.
福岡サンパレスホテル&ホール(福岡)2.14.mon.
熊本城ホールメインホール(熊本)2.16.wed.
広島文化学園HBGホール(広島)2.18.fri.
兵庫県立芸術文化センター(兵庫)2.23.wed.
東京ガーデンシアター(東京)2.24.thu.
ロームシアター京都(京都)3.24.thu.
いわき芸術文化交流館アリオス・大ホール(福島)3.27.sun.
東京国際フォーラムホールA(東京)4.13.wed.

セットリスト

~overture~

1.塗りつぶして行け!
2.着地点
3.幸せの黄色い風船
~MC~
4.笑って歩こうよ
5.僕のwonderful world
~MC~
6.not at all
7.NO PAIN NO GAIN
8.草原にソファを置いて
~MC~
9.ID
10.PRIDE
11.歌になりたい
~休憩~
12.はじまりはいつも雨
~SATOKOドラムソロ~
13.なぜに君は帰らない
14.じゃんがじゃんがりん
15.百花繚乱
16.higher ground
17.月が近づけば少しはましだろう
18.僕の来た道
19.We Love Music
~アンコール~
20.パラダイス銀河
21.WALK

 


感想

今回のツアーで私は、初日の府中と最後から2番目のいわき公演の2回、参加した。
初日の府中は、待ちに待ったライブだったし、長年チャゲアスのバックバンドのドラマーとして活躍していた菅沼孝三さんが他界してから初めてのライブで、その娘のSATOKOちゃんが父が遺言のように言っていた、「俺に何かあった時は、ASKAさんを頼む」という言葉をちゃんと守ってドラマーとして参加したというのもあって、最初から涙腺崩壊だったのだ!

だが今回は、その免疫は多少ついていたのか、少しウルっとくる程度ではあったが、それよりもASKAさん本人の近さに大興奮してしまい、今まではライブ会場で見ていても、目が合うことはないし、段々テレビで見ているような感覚に陥ってしまう、自分のバカ感覚のせいで、落ち着いて見れてしまうのだが、そんな感覚に陥ることもなく、常にASKAさんの横顔を間近で見ながら、ああ、やっぱ鼻高いな~しゅっとしてるな~とか、目を閉じて歌ってると、30~40代の頃のASKAさんに見えるな~とか、高校生の頃に憧れて恋していたあのASKAさんが、今すぐ目の前にいる!やばすぎ~!!!などと色々思いが溢れてしまい、きっと今泣いてるのって私だけだろうな~というなんでもない場面で1人涙を流していた(笑)

話は戻るが、今回の座席は、今までのチャゲアス関連のライブの中では、最も前で端の方だった。
なので、舞台の隙間から、ツアー機材なのか、ケースなのか、長方形の割と平べったい鉄製の?ものが置いてあり、そこに、「CHAGE and ASKA」や「ID」「ASKA」「Kicks」などの文字が書いてあり、昔からずっと使ってる物なんだなと分かり、一緒に行った夫と、意外な発見で盛り上がり、感慨深かった。

ちなみに一度だけその隙間から、舞台監督の大久保さんが見えた(笑)

きっと1階の一番後ろでも、4階席でも、そこでしか味わえない景色があるんだろうな。
それもライブの醍醐味だ。

本編に話を戻そう。

お決まりの「待たせたねぇ~」で始まり、2曲目の「着地点」の出だしで、歌詞を間違え、自分で「あれ?」と言っていた(笑)
そして3曲目の「幸せの黄色い風船」では、2番の出だしを間違え、早く歌ってしまったため、人差し指を立てて、もう1回のジェスチャーをして、再び歌い出した(笑)

このあたり、もう最高。
初日の府中では、歌詞間違えてもそのまま普通に続けていたが、今回は自分でリアクションしてたから、とても楽しそうで、こっちまで楽しくなるのだ。

MCでは、いわきに来るのは30年ぶりだという話と、前日にテレビで、11年前に被災した男性が、上京したドキュメンタリー番組を見て、被災したことを聞いた周りの人に必ず、「大丈夫だった?」と聞かれるのがほんとに嫌だったと。何度も何度も聞かれるたびに、福島が嫌いになったという話をしていたのを見て、笑顔で頑張っていこうよ、とは言えなくなったよねと。
なんて言っていいか分からなくなったと。

それでも、生まれ育った大好きな福島なことも事実だし、嫌いになった福島であることも事実なんだよねと。
うんうんと頷きながら聞いた。

色々嫌なこともあると思うけど、今日はもういいじゃん、みんなで現実逃避しよう!

この言葉を聞いて、あれ?これってスタンディングOKってこと?ってちょっと思っちゃったけど、そういうタイミングじゃなかったし、ここで立ちたい!ってところでも、周りで誰も立つ人いなかったし、立ち上がってスタッフに注意されるのも嫌なので、結局今回も座ったまま。

ASKAさんがブログで、開始前のアナウンスのそれを制限する文言、もう無くしてもいいんじゃないかなって言ってたから、確かに言ってなかった気がするけど、3日前の京都公演でもスタンディング禁止だったみたいだし、立ち上がった人がスタッフに注意されてたらしいから、立ち上がる勇気ないよね(笑)

それでも私は、座席に座りながらノリノリで前のめりで盛り上がったけどね(笑)

あとモグモグタイムならぬ、休憩タイムでは、ASKAさんがわざと?小さめの声でボソボソ話してたから、聞き取るのに苦労した(笑)
いわきは30年ぶりって言ったけど、ロケットツアーの時、きてるんだよね、でも大げさに言った方がいいから30年ってことにしとくけど、みたいなことを言ってたと思う(笑)

そして、あぐらをかいた状態で後ろを振り返っては、ちょっと、聞かないでよ~と言ったり(笑)
あとほんとは色々被災地を周る予定だったけど、もう全然そういう感じじゃないなと。
で、結局、道の駅でお昼は天丼食べたとか(笑)

この「道の駅」のイントネーションが「未知の駅」のイントネーションになってて、違和感(笑)
でもASKAさんにとっては、「未知の駅」だったみたいで(笑)
みんな知ってた?「みちの駅」ってあるんだよ、と(笑)

「道の駅」を知らないASKAさんは、やっぱスターだなと思った(笑)
ほんとは、県外に車で行った時には、なるべく道の駅に寄るようにしているのだが、事前にネットで調べたところ、遠かったので、却下してしまっていた!
恐らくASKAさんは、常磐道で向かっていたみたいなので、いわき中央ICでおりずに、いわき四倉ICまで行って、道の駅よつくら港のレストランで天丼を食べたのだと思われる(笑)

そこまで行かなかったことを激しく後悔!

ちなみに帰りは常磐道のSAでラーメンを2人前食べたとか(笑)

も~普通すぎて大好き(笑)

あとMCで覚えているのは、自分で今日は歌詞間違え多いことを認識してたことと、もともと郡山でやるはずだったけど、何かの都合でいわきになり、もし郡山のままだったら、先日の地震で被災したので、復旧が間に合ってなかったと。だからほんとについてた、という話。

あとメンバー紹介の時、ビルボーとは今回入れてあと2回しかないのがとても寂しいと。
結婚しとけばよかったよ~期限付き恋愛してたような感じだよね~って。
この時、Fellowsの全女性を嫉妬させただろう(笑)
あ、全女性ってことはないか(笑)
少なくとも私は「何よ~ASKAさ~ん、ファンの女性がいる前でそんなこと言わないでよ~」と思っていたけどね(笑)
まあ、それもASKAさんなんだよね~正直でよろしい(笑)

そしてベースのメッケンさんを紹介する時から、「一緒にふけるぞー!おー!」ってやり始めたけどメッケンさんには振られ(笑)鈴川さん、是永さんと、一木さんもやったかな?
やりながら、これって不安な前向きだよね、って自分で言って笑ってた(笑)

それとアンコールの時、ツアーグッズのタオルを持ってきて、普段はこんなこと言わないんだけど、これ、こういうグッズがあるんだよ~って宣伝してた(笑)
そして、タオルを片手に乗せて、これ見て、何もないでしょ?と手品をするように見せて引きつけ、そのままほんとに何もしないという(笑)

も~おふざけしちゃってかわいんだから!(笑)

面白ポイントはこんなもんだったかな。

あとはもう言うまでもない、圧巻のパフォーマンス。
「着地点」では、是永さんと鈴川さんが左右の前に出てきて、ギター弾きながら一緒に歌っていたのだが、是永さん側だった私は、「君と僕ではどっちが」のあとの「苦しんだろう」と「痛いんだろう」をほんとにどっちが「苦しんだろう」でどっちが「痛いんだろう」ってくらいに、間違ったり、ごまかしたりして歌っていたのを私は見逃さなかった(笑)

でも、改めて、ギタリスト2人もめちゃかっこいい!と思った。
ASKAさんの見ていないところで、2人で近づいて動きを合わせたりして楽しんでいた。

あとは「笑って歩こうよ」と「We Love Music」の時、ASKAさんが移動してめっちゃ近くに!
その時の私の興奮は絶頂に!
特に「We Love Music」の時は、完全に目が合った!見てくれた!
この私を認識してくれた!
もうそれだけで卒倒しそうだった!
ASKAさんが自分を見てくれるだけで、こんなに幸せになれるんだ!

オ~オ~オ~We Love Musicのところで、ASKAさんがドンドンチャン!と、足踏みと手拍子を楽しそうにしていたのだが、手拍子のタイミングがずれていたことは胸にしまっておこう(笑)
楽しければいいのだ(笑)
あの時のASKAさんのすごく楽しそうな笑顔が忘れられない。
心から楽しんでいる顔だった。

それと、府中のセトリと何か変わったかな?と比べてみると、SATOKOちゃんのドラムソロの後は、初日は「じゃんがじゃんがりん」だったのだが、「なぜに君は帰らない」に変更になっていた。
ラジオでASKAさんが言ってたと思うが、SATOKOちゃんの人気が凄すぎて、あのドラムソロの盛り上がりの後、インパクトのある曲を持ってこないと勝てないので、「なぜ君」にした、というようなことを話していた。

確かに「なぜ君」にして正解だったと思う。
ドラムのあの盛り上がりのまま、つながっていけたと思う。

「じゃんがじゃんがりん」のイントロ部分のASKAさんのハイトーンミックスボイス?も、府中の時は調子悪かったが、今回は絶好調だった!
ほんとにどうやったらあんな声が出せるのか・・・

あ~せめてアンコールの「パラダイス銀河」だけでも立ちたかったな・・・

なんだかぐだぐだと長々書いてしまったが、結局、最高だったってことだ(笑)
今まで1ツアー1公演が基本だったが、1ツアー2公演でも全然楽しめることを知った。
なんなら1公演目より2公演目の方が楽しめるんじゃない?ってくらい。
これはクセになっちゃうな(笑)
ツアーラストの東京国際フォーラムも行きたいけど、平日は無理だから残念。

無事にやり遂げて、ツアー完走、心から祈ってます!

なんだかASKAさんに2度目の恋をしちゃったかも。
近くて遠い人。
凡人にも神にもなれる人。
見えない力で守られてる人。

ああ、大好きです!←結局これ


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